やまなし転職・就職ナビ|山梨で転職・就職を探すならアルビスにおまかせ

大人の選択で春を迎えよう

厳しい寒さがようやく落ち着き、辺りが春めいてきました。

甘酸っぱい香りを感じるのは、花がほころび始めたからだけではなく、別れや出会いの多い季節だからでしょうか。

学生時代には卒業というものがいつか必ず訪れて、共に笑い涙した友、密かに想いを寄せた人、厳しくも頼りにしていた先生との別れの時が、否応なしにやってきました。

そんな季節を「甘酸っぱい」と表現したら、年下の友人から「お若いですね!」と言われてしまいました。

でも、甘酸っぱく感じるのは寧ろ、どんどんと離れていくそんな時代への懐かしさからのようにも感じます。

大人になると、別れという選択は自分で決断することになります。

もちろん転勤など辞令による別れもありますが、会社や土地など大きなひとつの括りから離れるのは、転職や引っ越しなど、自分自身の選択によるものです。

人が選択をしようとするのは、今の自分が充分に幸せだと感じられないときでしょう。

「あっちのほうがいいんじゃないか?」
そして「決断」を試みます。

でも、いざとなると、いろいろな不安が湧いてくるのです。

その選択で、豊かに生きられるのか、信用を損なわないか、新しい場所でも受け入れてもらえるのか、大切な人は離れていかないか。

こんな不安があるうちは、現状…今…を維持する余地がまだあるように感じます。

なぜなら、上で書いた不安には「今」を付けることができるからです。

「今より豊かに」「今の信用を」「今のように受け入れて」「今大切な人は」。
ある程度豊かで、信用してくれる人もいて、自分の居場所があって、大切な人がいる。

なかなかどうして、幸せではないでしょうか。

たとえば生活が豊かでなかったり、たとえば信用を失なったり、たとえば居場所が奪われたり、たとえば大切な人が去っていったり、そのような真に苦しい人は、こんな不安なく決断します。

カラカラになったコップに水を入れないと命に関わるから、自分を守るために、自分が幸せになるために、コップに水を汲みに行く決断をします。
(決断してほしいです。)

そこまでではないけれど、コップに水は入っているけれど、もう少し水を入れたい、もう少し美味しい水にしたい。
これも自然な欲求です。

でも、入れすぎて今入っている水も溢れてしまったらどうしよう。
不味い水を入れてしまう心配も出てきたりします。

どうしたら丁度いい量の、美味しいい水を入れられるのか。

これを解決するには、水はどれだけ足りないのか、どんな水を入れたいのか、きちんとした調査と自分自身の好みを知ることが必要です。

コップの水の解決と同じく、決断をしようとするとき湧きおこる不安は「課題」に変える必要があるのです。

まずは自分にとっての「豊かさ」を明確にする。
豊かと思う生活を送るのに必要な収入はいくらか。
豊かさが仕事のやりがいであれば何をもってやりがいを感じるのか。
(※便宜上「やりがい」という言葉を使いましたが、本来やりがいは仕事をやっていくなかで創意されていくものです)

自分の決断によりダメージを与える人や事はないか。

どんな強み、魅力で新たな場所を切り拓いていけるか。

大切な人は、大切な人だからこそ、きっと幸せへの選択を理解してくれるでしょう。
だから自分の幸せがどこにあるかを自分自身が明白にする。
自分自身と向き合う。素直に。

不安はあっていいのです。

大人は、自らが選択し決断することによってもたらす、さまざまなことを想像しなければなりません。
危機管理です。

ただ、その不安を有耶無耶にし、今入っている水の量を見ずに投げやりな感情や思いつきで歩き出すと、バシャっ!
入っていた水すら、こぼしてしまうことも。

大人になるということは、自己責任のもと選択をすること。
甘酸っぱいなどといった感傷に浸ってはいられないのです…。

でも、自らの課題と一生懸命向き合い、選択をしたのなら、そのときは花の香りも心地いい、きらきら輝く春を迎えられる、そんな気がします。


| 2018年03月19日 17:16:55 | キャリア |


1 |