キャリア形成は必要か?
2022.02.12
山梨県へ転職・就職をお考えの方は、キャリア形成やキャリア教育は必要だと思うだろうか?
私が学生時代や20代に戻って同じ質問をうけたら、多分、必要ない、あるいは将来のことなんてわからない、なんて答えていたであろう。
ある意味シンプルだった、高度経済成長期
高度経済成長期だった昭和の時代。
沢山勉強して、将来は、大企業に入る、国家公務員になる、あるいは会社を作り大きくする。
朝早くから深夜遅くまでがむしゃらに働いて、お金を稼ぐことで幸せを感じる。
高級な服飾や車そしてマイホームを手に入れるために、出世をして沢山稼ぐことが成功者。
個人も、会社も、社会全般がそういったことが大切であり、当たり前としてきた。
良くも悪くも一つの価値観で、当時の日本人は突っ走っていた。
だから、戦後、奇跡の復活をすることができた。
そういう意味では、日本経済を牽引してきた先輩達には、ただただ敬意をを表する。
実際、80代の方々は今もとても元気だ!
失われた30年を経て、いま
しかし、その後バブル経済が崩壊し、日本は失われた30年に突入する。
まさに私の社会人生活は、その30年と重なる。
この間、日本の生産能力は低迷し、すっかり世界から遅れをとってしまった。
がむしゃらに働いても報われない。
何もかもが不確実な時代のなか、人々の幸せの在り方が様変わりしてきた。
キャリア形成を真剣に考える時代へ
多様化した価値観。
目指す方向はそれぞれ違う。
目指す方向への進み方も、進む力も、それぞれで考える必要がある。
個人が主体的にキャリア形成することがとても重要になっている。
そして、キャリア形成を真剣に考えた個人が集結して、会社も成長するのだ。
企業もキャリア形成を真剣に考えてほしい。
社員のキャリア形成を真剣に考えない会社では、成長は望めないと言っても過言ではないだろう。
面接の時に、キャリア形成について面接官に質問したら、その会社の人材に対する考えが垣間見えるかもしれない。