「転職2.0」が始まっている

転職2.0。
村上臣氏の著書「転職2.0　日本人のキャリアの新・ルール」だ。

終身雇用の時代が終わり、キャリアのルールが変わってきた。
一つの職場だけでなく、いくつかの職場を体験して人の価値が生まれ始めている。

これまでの転職（1.0）と違い、これからの転職（2.0）は大きな特徴があることを彼は伝えている。

先ず目的が違う。
これまで「転職」はそれ自体が目的であった。
これからの転職は、自己の市場価値を最大化をするための手段に代わる。

行動面では情報収集ではなく、自らが発信していくスタイルに変わる。
思考はポジティブ。
価値基準は、会社で仕事を選ぶのではなく、シナジーで仕事を選ぶ。
人間関係は狭く深くから、広く緩いネットワークになる、と彼は指摘している。

誰もが「我慢しない働き方」が手に入る時代になってきたのである。
まさに主体的なキャリア形成に通じる考えだ。

興味のある方は、「転職2.0」を研究していただきたい。
キャリア形成の時代が始まったのだ！