人生の深さを探る
2022.01.10
自分の人生に向き合っている若い方の相談にのることは、年長者の勤めではないかと最近思う。
その後は若い方が自分で選択すればよいことだから、押し付ける必要はない。
人生の選択肢を多くするように提案するというイメージだ。
「俺の言っていることが全てだ、正しい」と思う年配の方は多いのではないだろうか?
かくいう私もその一人かもしれない。
妻と話しをしていると、そういう考えもあったかと、自分の見識の低さや度量の小ささを感じることが多々ある。
最近山登りを例えに出すことが多いが、山の頂から麓を見ると、沢山の道が見える。
麓を登っている時は、その道は見えない。
頂上に登るにつれて道が見えてくるのだ。
何か人生と似ている。
頂上に近づいた年長者は、若者たちにに自信をもって沢山の登山コースを提案できるのではないか。
もし、1コースしか提案できない、「こうすべき!」としか言えないとしたら、若者の相談にのる前に、まずは自分自身が人生と今一度向き合い、自分の歩んだ登山の道程を、深く振り返る時間が必要ではないだろうか。
今の若いものは・・・・なんていう年寄りには私はなりたくない。
若者は日本の未来の宝だ。
特に最近のミレニアム世代はすごいんだから!
山梨へ転職、就職をお考えの方は、転職ありきではなく、自分がどのような人生を歩んでいきたいのか?
自分の大切にしている価値観は何なのか?
休みの日にゆっくり考えてみてはいかがだろうか。
「重要なのは人生の長さではない、人生の深さである。」(ラルフ・ウォルドー・エマーソン)