転職は入社がゴールにあらず
2022.03.24
転職活動において、視点をどこに持っているだろうか。
入社はゴールではない、スタートだ。
とくに、若い方は焦らず、入社後の自分の姿をイメージしていただきたい。
その会社で、自分はしっかりとキャリア形成ができるのか?
休みや時間の条件がよくても、同じ仕事を繰り返し成長ができないことはないか?
入社後を意識すると、転職活動での企業の見方が変わってくる。
平均年齢もポイントだ。
平均年齢の高い会社は、退職者が少ないと捉えることができる。
しかし、地方都市は基本的に人口減少で人材不足だ。
その会社も若年の人材不足、企業自体の存続が厳しくなる可能性もある。
だから面接の際は、単に平均年齢を聞くだけでなく、どうして高いのか、対策はあるのか、そのようなところまで聞くことをお薦めしたい。
これからは求職者が企業を厳しく視ていくだろう。
企業は真剣に考えていかなければならない。
中小企業だから人が集まらない。
中小企業だから人材育成ができない。
言い訳をしていたら存続は難しい。
中小企業だからこそ、人材を育成し新しい付加価値や生産性を上げられる、チャンスの時代なのだ。