なぜ求職者は人材紹介会社を有効活用しないのだろう?
2021.12.15
以前キャリアコンサルタントの有効活用もお話しさせていただいたが、そもそも人材紹介会社をの有効活用を考えてみてはどうだろうか。
私自身自分が人材紹介会社のキャリアコンサルタントになるとは予想もしてなかった。
またその存在も知らなかった。一部のヘッドハンター程度の認識程度だった。
しかし今、自分が人材ビジネス業界にいて感じることは、求職者は人材紹介会社を有効活用するべきだと思う。
優良企業の情報収集を得ることは当然必要だが、その前に自分自身のキャリアの棚卸あるいは、自分自身の市場価値を知るために人材紹介会社を有効活用するのだ。
何が良くて、何が悪いのかを知ることが重要だ。
面接を何社も受けて「当社とはご縁がありませんでした」と丁重なお断りをされ、原因がわからず自信を失う人をよく見てきた。
自分が希望する企業がある・ない、あるいは、落ちた・落ちないのゼロイチ思考ではなく、自分の今までのキャリアが今の会社で、また他社で本当に通用するのか第三者に冷静に評価してもらうことは、求職者にとってキャリアを見直すためにも大変有益なことだと思う。
残念ながら求人企業や労働条件だけに目が行ってしまい、自分を冷静に見ていない求職者の方を多く目にする。
面接に一喜一憂する前に紹介会社で面談をしてもらうと良い。
ただし、自分のキャリアを冷静に評価して、気づきを促し、次のステージに向けて背中を押してくれる人材紹介やキャリアコンサルタントを探すのはあるようで意外と難しい。
もしかしたら今のメールの相手はAIかもしれないから!