転職は誰に相談すべきだろうか
2022.02.11
山梨県へ転職・就職をお考えの方へ提案したい。
会社選びの前に、だれに相談すれば良いのか、きちんと考えてみることを。
結局それが、業界・企業を選ぶヒントを得ることになり、自分で自分の将来を決めることに繋がると、私は思う。
ビジョンはあるか?強みは表現できているか?
面談で求職者の方に夢やビジョンをお聞きする。
それは企業ではなく、求職者ご自身が将来どうような自分になりたいのか?という意味である。
人生を登山に例えてキャリアコンサルティングをすることがよくあるが、それは登る山を決めるということだ。
しかし、10人中だいたい8人は即答できない。
次に、「強み」もお聞きする。
すると、多くの方はご自分の”資質”の強みを述べる。
責任感が強い、和を大切にする、あきらめない、などなど。
みな人としてかけがえのない人生を生きているのだから、間違いではない。
ただ、転職の際の自分の強みは、経営者が貢献度を理解できるように表現する必要がある。
登山にたとえれば、登山経験や登山技術といったところか。
そこに転職の壁が!
とはいえ、私もそうだが、「自分のことは自分ではわからない」のだ。
だから多くの方が自分の強みを最大限生かせず、ビジョンなく転職活動を行う。
しかしそれは100キロで走れるハイウェイをあてもなく50キロで走っているようなものだ。
「だからどうしたらいいんだ?」と思った方も多いだろう。
私もかつてそう思った。
しかし今その答えは確かである。
未来の姿に向かって伴に寄り添い、自分の強みを引き出してくれる信頼ができる人に相談することだ。
そして、決して結論を決めつけず押し付けず、自分の意志を尊重してくれる人を選ぶこと。
自分の人生は自分で決めることが大切だ。
そう、いくつもの困難な登山経験をした熟練のシェルパを探すのだ。
転職を考えたらいきなり会社選びをするのではなく、そんな相談相手をまずは探してほしい。
もちろん、私はキャリアコンサルタントとして、あなたの相談相手に立候補したい。